Wind River Completes Phase 1 Of Testing To Prove O-RAN O-Cloud Innovative Capabilities at Deutsche Telekom LabsーJapan

 



ウインドリバー、ドイツテレコムのラボでO-RAN O-Cloudの革新的な機能を実証する第1段階のテストを完了

Jan 09, 2023 通信

ドイツテレコムは、イノベーションを通じたネットワークを差別化する戦略の構築に熱心に取り組んでいます。このイノベーションの目標を推進する活動の1つとして、ウインドリバーのような業界をリードするソフトウェアインフラストラクチャプロバイダが提供する革新的なクラウドテクノロジーを利用しています。

ドイツテレコムとウインドリバーによる、ドイツテレコムのラボ施設内で実施した共同概念実証(PoC)の第1段階(全2段階)は、わずか1.5カ月で完了しました。このPoCの目的は、Wind River StudioソリューションをRANワークロードをホスティングするO-Cloudとして利用するために必要な10の主要機能を実証することでした。

Wind River Studioは、ネットワークの健全性と最適化を実現するフルスタックのAI/ML分析、インフラとサービスライフサイクル管理のための自動化とオーケストレーション、地理的に分散したクラウドのデプロイを容易にするゼロタッチプロビジョニング、複雑さを軽減する一元集中管理など、すべてをエンドツーエンドソリューションで提供するKubernetesベースのクラウドプラットフォームです。

2段階目のPoCの目的は、ドイツテレコムと協力してウインドリバーのソリューションを習熟することです。また、主に以下の10の革新的でTCOを削減する機能を、明らかにすることに重点を置いたテストフレームワークを構築することです。

PoCの第1段階では、Day0、Day1、Day2のユースケースをサポートする機能を実証しました。これには、ハードウェアフットプリントの検証、ゼロタッチクラウドソフトウェアのプロビジョニングとスケーリング機能、分散クラウド機能などのプラットフォーム機能の実証が含まれます。

第1段階が終了した後は、2023年1月に完了する第2段階に向けて、自動化とオーケストレーションのユースケースに注力する予定です。

PoC活動に加え、ウインドリバーとドイツテレコムは、O-RANアライアンスWG6において、特にテストの自動化とO-cloudプロビジョニングに焦点を当てた、関連ユースケースの形成に共同で取り組んでいます。

このPoCは、ウインドリバーが、Teir 1オペレータ向けに大規模な本番環境でのディスアグリゲーションされた VRAN、および、ORANネットワークに導入された唯一のソフトウェアインフラストラクチャプロバイダとして得た知識と経験を共有する一連のワークショップから発展したものです。Open RAN アクセレータのワークショップの詳細については、https://www.windriver.com/japan/solutions/telecommunicationsをご覧ください。

ウインドリバーは、ドイツテレコムのイノベーションとネットワーク差別化イニシアチブのさらなる推進を支援するために、ドイツテレコムと協業できることを誇りに思います。