Internships at Wind River

Join Us

Wind River® is a global leader in delivering software for mission-critical intelligent connected systems. Our technology is found in billions of products ranging from aerospace to industrial, defense, medical, networking, and automotive.

Imagine being part of a global team that is building the technology foundation for self-driving cars. Life-saving medical breakthroughs. Environmentally sustainable energy. 5G networks. Or safe and smooth landings on Mars. When someone asks, “What did you do today?” you’ll have an awesome answer.

windriver

Why choose Wind River?

  • Our work has been impactful over our 40-year history and has received many industry awards.
  • Our guiding principles help foster a positive, team-building environment that drives innovation and personal growth.
  • We are a global company that embraces diversity and inclusion as a cornerstone of how we do business.

Wind River Internship Program

For nearly 20 years, the Wind River internship program has been providing professional mentorship and technical training to help students establish themselves in their careers. We are currently offering exciting opportunities across the company in Engineering, Product Management, Professional Services, and Technical Writing. Check out our job postings on Jobvite (or WaterlooWorks or your school’s co-op department) to find out what is available.

For frequently asked questions about working for Wind River, please refer to our answers below. For any additional questions, reach out to us at internship@windriver.com, or attend our Virtual Information Session. Details on how to register for this session can be found on the registration page.

Frequently Asked Questions

All Wind River employees are currently working from home as we evaluate when it is safe to return to the office. The Spring 2023 Internships are all virtual positions.
All employees have access to our professional training material written for customers and embedded professionals. We also provide access to LinkedIn Learning for a variety of technical and professional topics.
We routinely hire up to 40 students per term or college in Canada and the United States of America.
Positions are available for a variety of roles including product development, research, product management, technical writing, and test verification.
The Spring 2023 Internship starts in May and continues until the end of August.
Yes, all our students have a mentor to help guide them through the term as well as a New Hire Buddy to help answer any questions about joining the team.
  1. Competitive pay rate
  2. Remote Work from home
  3. Flexible Schedule
  4. Optional enrollment in the Group RRSP plan
  5. Access to online learning
  6. Network with organizational leaders
  7. Virtual training provided
  8. Mentorship from our technical experts
Definitely. We offer students the opportunities to network with interns from the US, Canada and Costa Rica, and meet our leaders across different functions within the company.
We are looking for students from an accredited university or college in US, Canada and Costa Rica. More details on specific skills and experiences can be found on each job posting.
Yes, we have many job postings available for junior engineers who have just graduated.
We are hosting a Virtual Information Session on January 11th, 2023 at 6:00 PM Eastern Time, to provide an opportunity to learn more about Wind River and ask questions. Please visit the registration page for more details on how to attend.

Wind River Expands Partnership with United States Air Force - Japan

 



米国空軍、 Wind River Studioの評価を完了
~ウインドリバー、米国空軍とのパートナーシップを拡大~

Apr 19, 2022 航空宇宙・防衛

ウインドリバーは、国防総省(DoD)とのパートナーシップを拡大し、米国空軍(USAF)のDevSecOpsリアルタイム/組込みシステムワーキンググループ(通称チーム8)と協力して、Wind River Studioの総合的な評価を完了できたことを嬉しく思います。Wind River Studioは、よりインテリジェントな世界に向けた次世代のミッションクリティカルなシステムの開発、デプロイ、運用を近代化し、変革するためにチームを支援します。

オクラホマシティ、ティンカー空軍基地のソフトウェアエンジニアリングマネージャー兼チーム8リード、フェリックス・コルテス氏は、次のように述べています。「Wind River Studioの評価は我々の期待を上回るものであり、空軍の開発プロセスにもたらす価値をはっきりと認識することができました。Wind River Studioは、DevSecOpsを十分に活用し、米国空軍のミッションを近代化するために、スキャン、構築、シミュレーション環境での機能テストを提供するクラウドネイティブなアプローチとソフトウェアパイプラインを開発プロセスに価値をもたらすことが出来ます。ウインドリバーとの協力関係を継続し、国防総省や米国空軍の他のチームとWind River Studioを使ってコラボレーションできる日を楽しみにしています」

チーム8は、第76ソフトウェア・エンジニアリング・グループ(SWEG)ザナトスギャンビットチーム内の専門知識を活かし、国防総省/米国空軍全体のソフトウェアファクトリーやプログラムに貢献しています。組込みソフトウェアの概念を取り入れ、実用的な実装を行い、既存の防衛システム、新しい防衛システム、将来の防衛システムに役立てることを重点分野の1つにしています。またチーム8は、 Wind River Studioの一部であるフルシステムシミュレータのWind River Simics を使用して、ハードウェアエミュレーションによる組込みシステムの自動テストを取り入れた最初の空軍チームです。


世界がよりインテリジェントな未来に向かって進化している中、チームはクラウドに接続されたインテリジェントシステムの世界に向けたイノベーションを加速させる必要に迫られ続けています。ウインドリバーと国防総省のすべての部門との長年にわたるパートナーシップは、ウインドリバーの重要な市場である航空宇宙・防衛業界での取り組みの基盤となっています。

米空軍からのフィードバックは非常に貴重で、Wind River Studio製品の進化に活かされています。Wind River Studioは、ファーエッジクラウドコンピューティング、データ分析、セキュリティ、5G、AI/MLを含むシームレスな技術統合により、生産性、アジリティ、市場投入までの時間を劇的に改善する、柔軟でコラボレーティブなクラウドネイティブのプラットフォームです。

航空宇宙・防衛業界にとって、完成度の高いインテリジェントシステムを構築することが急務となっています。Forbesの最近の調査によると、航空宇宙・防衛業界のエグゼクティブの86%が、組込み製品/ソリューションの50%以上がファーエッジで使用する設計になるだろうと考えています。クラウドに接続された次世代のインテリジェントシステムは、多数のエッジシステムからのデジタルフィードバックによるマシンデータを安全に取り込みリアルタイムに処理することが必要になります。

Wind River Studioについての詳細は以下をご覧ください。
https://www.windriver.com/japan/studio

Next Generation Medical Device at the Intelligent Edge

play
CHOOSE-YOUR-OWN WEBINAR

   Next-Generation Medical Devices  
   at the Intelligent Edge
  

Modern technology, development, and deployment methods can solve many challenges facing the next generation of medical devices at the intelligent edge.

Join Nikhil Chauhan, digital transformation officer, Wind River®, and moderator Brandon Lewis, editor-in-chief, Embedded Computing Design, as they discuss computing from edge to cloud, leveraging AI, transforming digitally, updating systems, providing hardened security, meeting FDA regulations, and more. View the entire session above, or pick and choose the sections you’re most interested in below.

Rob Woolley
Rob Woolley

   Choose Your Chapters   

 
 
 

What is Studio Linux Services - Japan



Wind River Studio Linux Servicesとは

ウインドリバーは、40年以上にわたり組込みソフトウェア業界のリーダーとして知見とノウハウを蓄積し、サービスを提供してきました。これまでの経験を活かし、新しいテクノロジーの創出と統合に伴うリスクと時間を大幅に削減してオープンソースの可能性を最大限に引き出す「Wind River Studio Linux Services」を提供開始しました。本サービスは、Wind River Linuxはもちろん、Yocto Project、Debian、CentOSにも対応したサービスです。
Wind River Studio Linux Servicesは、5つのサービスから構成されています。お客様の目的にあわせてサービスを選択し、導入することができますので、ぜひご相談ください。



お客様が抱える組込みLinux製品の課題に対して提供されるサービスをを以下でご紹介します。




5つのサービス


Security and Compliance Scanning
セキュリティとライセンスのスキャン

「セキュリティとライセンスのスキャン」は、Linuxプラットフォーム上の共通脆弱性識別子(CVE)問題を特定する、セルフサービス型オンラインツールによるプロフェッショナルグレードのスキャンサービスです。現在無償でCVEスキャンをご提供中ですので、ぜひご体験ください。


>> 今すぐCVEスキャンを体験する

merits of SLS
  • CVEスキャン
    • スキャンの対象:Linuxプラットフォーム - カーネル、BSP、共有ライブラリ、ユーザーライブラリ
    • NIST、Yocto Project、MITRE の CVE データベースなどの公開ソースから成る、精選された当社の脆弱性ナレッジベースへのアクセス
    • お客様のLinuxプラットフォームコードに対して特定された、すべてのCVEに関する詳細なセキュリティレポートをご覧いただけます。


  • Security and Compliance Analysis and Remediation
    セキュリティとライセンスの解析とレメディエーション

    「セキュリティとライセンスの解析とレメディエーション」は、開発コードの品質向上をはじめ、アプリケーションの迅速なデプロイに役立つセキュリティとライセンスのスキャン、解析、修正プランサービスを提供します。スキャニングによって発見されたCVEの緩和計画・緩和を実施するほか、ライセンスコンプライアンスの是正計画・是正を支援します。

    merits of SLS
  • CVEの特定
    • スキャンの対象:Linuxプラットフォーム - カーネル、BSP、共有ライブラリ、ユーザーライブラリ
    • 当社エンジニアによる詳細分析後、お客様のプラットフォームへの影響度合いを判定
  • CVEの緩和計画・緩和
    • お客様のLinuxプラットフォーム上で未対応のCVEを特定した詳細なセキュリティレポートを提供
    • 既存のCVEについては、深刻度と影響度をもとに、修正の優先順位を判定
    • コミュニティで公開中のCVE対策パッチを適用する場合は 、バックポート、妥当性確認、検証を完了した後に、お客様のLinuxプラットフォームへ適用。コミュニティでパッチが公開されていない場合は、新たなCVE対策ソリューションを開発
  • ライセンス使用状況の把握
    • スキャンの対象:Linuxプラットフォーム -カーネル、BSP、共有ライブラリ、ユーザーライブラリ
    • ライセンスをスキャンし、その許容性、コピーレフト、互換性、および推移的依存性に基づいて分類
    • お客様のLinuxプラットフォームをスキャンし、利用されている全ライセンスを一覧化した詳細レポートを提供
  • ライセンス違反の是正計画・是正
    • 使用中の制限付きライセンスを優先度別に分類し、是正計画を策定
    • ライセンス違反を防止するための代替パッケージの適用、または新たなソリューションの開発
  • 修正パッチのリリース状況や進捗状況の管理
    • オンラインダッシュボードとレポートで、修正パッチのリリース状況や進捗状況を追跡管理
    • コード改変の都度、ソフトウェア部品表を新たに作成


  • Lifecycle Security
    ライフサイクルセキュリティ

    「ライフサイクルセキュリティ」は、お客様製品のライフサイクル全体にわたって、Linuxプラットフォーム上で日々増え続ける共通脆弱性識別子(CVE)を継続的に監視、緩和、管理します 。脆弱性によるリスクの優先順位を付けなど、ソフトウェアの開発からデプロイまでのライフサイクル全体にわたって支援します。

    merits of SLS
  • 製品のライフサイクル全体にわたって、セキュリティの健全性を継続的に監視
    • スキャンの対象:Linuxプラットフォーム(カーネル、BSP、共有ライブラリ、ユーザーライブラリ)
    • お客様のプラットフォームをフルスキャンし、当社のデータベースと比較して潜在的な脆弱性を特定
  • 協働トリアージとアセスメント
    • 当社エンジニアチームがお客様と連携し、共通脆弱性評価システム(CVSS)の閾値、影響の深刻度 、攻撃および防御の難度をもとに脆弱性をいち早く特定し、優先度別に分類
    • お客様のLinuxプラットフォーム上で未対応のCVEを特定した詳細なセキュリティレポートを提供
  • CVEの緩和
    • CVEの修正オプションや修正タイミングの優先順位付け
    • CVSSが7以上のCriticalおよびHighに分類されるCVEに対する修正
    • CriticalのCVEについては緊急パッチをリリース、それ以外のCVEについては、四半期ごとにパッチをリリース
    • コミュニティに公開されているパッチをお客様のコードに適用する際は、あらかじめ当社にてバックポート、妥当性確認、検証を実施。コミュニティベースのソリューションが利用できない場合は、お客様の開発チームと連携し、技術的ソリューションを考案


  • Lifecycle Performance Assurance
    ライフサイクル・パフォーマンス・アシュアランス

    「ライフサイクル・パフォーマンス・アシュアランス」は、脆弱性識別子(CVE)、ソフトウェアライセンスに関するコンプライアンス違反、ソフトウェア不具合の発生状況を継続的に監視し、発生の都度対策を実施します。これにより、デバイスのライフサイクル全体にわたってソフトウェアを最新の状態に保つことが可能であり、セキュリティと安定性を確保するために必要な技術的ソリューションとサポートを提供します

    merits of SLS
  • 継続的なセキュリティ監視
    • スキャンの対象:Linuxプラットフォーム(カーネル、BSP、共有ライブラリ、ユーザーライブラリ)
  • 協働トリアージとアセスメント
    • 当社エンジニアチームがお客様と連携し、共通脆弱性評価システム(CVSS)の閾値、影響の深刻度 、攻撃および防御の難度をもとに脆弱性をいち早く特定し、優先度別に分類
    • お客様のLinuxプラットフォーム上で未対応のCVEを特定した詳細なセキュリティレポートを提供
  • CVEの緩和
    • CVSSが7以上のCriticalおよびHighに分類されるCVEに対する修正
    • CriticalのCVEについては緊急パッチをリリース、それ以外のCVEについては、四半期ごとにパッチをリリース
    • コミュニティに公開されているパッチをお客様のコードに適用する際は、あらかじめ当社にてバックポート、妥当性確認、検証を実施。コミュニティベースのソリューションが利用できない場合は、お客様の開発チームと連携し、技術的ソリューションを考案
  • ライセンス使用状況の把握
    • スキャンの対象:Linuxプラットフォーム -カーネル、BSP、共有ライブラリ、ユーザーライブラリ
    • ライセンスをスキャンし、その許容性、コピーレフト、互換性、および推移的依存性に基づいて分類
    • お客様のLinuxプラットフォームをスキャンし、利用されている全ライセンスを一覧化した詳細レポートを提供
    • ライセンスコンプライアンスの問題を解決するライセンス修正サービス
  • 不具合の修正


  • Architecture and Implementation
    アーキテクチャと実装

    「アーキテクチャと実装」は、組込みLinuxプラットフォームの製品ライフサイクル全体を見据えた設計をお客様へ提案し、実現するサービスです。機能要件およびシステムアーキテクチャの定義をはじめ、リスクの特定、詳細なプロジェクト計画の作成、Linuxプラットフォームのカスタマイズ、実装など、製品の成功に欠かせない要点を、ウインドリバーの組込み分野のエキスパートが支援します。

    merits of SLS
  • ソリューションアセスメント
    • Linuxプラットフォーム、ハードウェア、アプリケーションの導入環境など、アーキテクチャのアセスメント
    • OTAアップデート、OSハードニング、システムインテグレーション、ネットワーキング、5Gインテグレーションなどのソフトウェアアドオンのソリューションアセスメント
    • セキュリティの脅威分析と対応計画
    • スケジュールや予算に影響を及ぼす恐れのある重要なリスクと必要な緩和策を洗い出すリスクマトリクス計画の事前策定
    • 設計フェーズの詳細計画
  • Linuxプラットフォームのカスタマイズ、最適化、実装
    • アーキテクチャ、セキュリティ、ソリューションに関するアセスメントインテグレーションサービス
    • オートモーティブ、エネルギー、産業機器、医療機器など、市場ごとに異なる要件に対応したLinuxパッケージの統合
    • ボードサポートパッケージ(BSP)の開発と最適化
    • ハードウェアのブートローダーとドライバーサポート
    • 処理速度の向上と小フットプリントに向けたパフォーマンスチューニング
    • OTAによる現場で稼働中のデバイスのアップデート


  • Wind River Studio Linux Services 採用事例

    課題を解決したお客様の例をご紹介します。

    ・自動車メーカーA社:セキュリティ対策や長期メンテナンス・サポートをアウトソースし、自社のリソースをイノベーションに集中

    ・医療機器メーカーB社:セキュリティリスクを特定し、OTAによるデバイスアップデートを実現

    ・ソフトウェア企業C社:レガシーコストを削減

    ・ネットワーク機器メーカーD社:市場投入までの時間を約50%短縮し、コストを削減

    ≫ 詳細はこちら

    関連リソース

    Previous Next

    Wind River Studio Linux Services Draws From Nearly Two Decades of Highly Customized Linux Focus and Expertise-Japan

    業界リーダーのウインドリバーと実現する
    信頼性の高い組込みLinuxシステム

    設計からコンプライアンス、セキュリティ管理、デプロイソリューションまで、ウインドリバーはお客様の成功を支援するパートナーです。世界10か所のデザインセンターに150名のエキスパートを擁するウインドリバーが最適な解決策を提供します。

     



    Wind River Studio Linux Services - 約20年間にわたる高度なカスタムLinuxシステム支援で蓄積してきたノウハウを活用

    Mar 16, 2022 Linux

    By Amit Ronen, Senior Vice President, Wind River Customer Success

    Amit Ronen

    ウインドリバーのLinuxとオープンソースでの約20年にわたるミッションクリティカル業界での経験は、業界でよく知られています。 事実、VDC Research社の最新レポートでは、ウインドリバーは商用組込みLinuxの世界売上高におけるリーダーです。

    Linux の採用とコミュニティの価値に対する理解が深まっても、企業はメインラインからのフォーク、最新の状態への維持、コミュニティへの貢献のアップストリーム化など、技術的負債に関する大きな課題に直面しています。 ウインドリバーは航空宇宙、自動車、防衛、産業機器、医療機器、通信分野などのミッションクリティカル業界で、パイオニアとして技術的負債の削減を支援してきました。

    組込み開発者のうち、技術的負債を把握しているエンジニアはわずか7%です。 しかし、エンジニアの66%はデバイスもしくはシステムの設計からライフサイクルに至る全工程において、プロジェクトおよびプログラムでの技術的負債を大量に抱えてしまった経験があります。 技術的負債はイノベーションを妨げます。プロジェクトの進行を遅らせ、セキュリティの脆弱性を増加させます。また、人材が限られている時には、リソースの維持が難しくなります。


    組込みLinuxで生じる技術的負債の調査結果(2022年2月)

    ウインドリバーのミッションクリティカルな組込みLinuxおよびサービスで蓄積されたノウハウとYocto Projectコミュニティへの貢献(Yocto Project発足以来2番目の貢献者です)を結集し、Wind River Studio Linux Servicesの発表へと至りました。

    Studio Linux Servicesでは、以下のサービスを提供しています。

    • 1. セキュリティとコンプライアンスのスキャン
    • 2. セキュリティとコンプライアンスの解析とレメディエーション
    • 3. ライフサイクルセキュリティ
    • 4. ライフサイクル・パフォーマンス・アシュアランス
    • 5. アーキテクチャと実装

    最初に紹介する2つの「セキュリティとコンプライアンス」サービスは、ここ数年で急増している様々なセキュリティ脅威に対し、お客様を支援する目的で設計されています。 セキュリティセーフガードの適用は開発チームにとって最優先事項です。しかし、これらのチームには、セキュリティ脆弱性を修正するための帯域幅や時間、適切なコンプライアンス分析ツールの使用経験がないケースがあります。 複雑な組込みソフトウェアシステム向けにチューニングされた自動セキュリティおよびコンプライアンススキャンを活用し、開発者がソリューションに潜在する脆弱性やライセンス問題を迅速に特定できるよう支援します。 プロフェッショナルグレードのセキュリティおよびコンプライアンススキャンにより、開発者は共通脆弱性やコンプライアンスの問題に対する潜在的なリスクをくまなく評価することができます。 脆弱性のアセスメントスキャンは、詳細分析を必要とする「要注意項目」特定し、その影響と緩和のためのより深い分析、そして特定された技術的負債を解消するためのレメディエーションを提案します。 Yocto Project、NISTをはじめとする公開ソース、Wind River Linuxのデータベースなどから収集したデータを使用して、既知の共通脆弱性識別子(CVE)を特定します。

    自動車に例えて考えてみましょう。最初に紹介した2つのサービスは「セキュリティ」の診断サービスと脆弱性の緩和もしくは対策となり類似しています。 次に紹介する2つのサービスはオートモーティブサービス契約に限りなく類似しています。お客様のプロジェクトが導入され、今後何年にもわたってサポートされる際に直面するライフサイクルの課題に対応するように設計されています。 デプロイ後は、しばしば最も困難な課題と予期せぬエスカレーションコストが発生する可能性があり、セキュリティの脆弱性、欠陥、コンプライアンスの問題に対するリスクと公開を管理するための規律正しいアプローチが必要とされます。 ライフサイクルセキュリティとライフサイクル・アシュアランスサービスでは、お客様のプロジェクトに影響を及ぼす既知の脆弱性や不具合を継続的に監視し、緩和します。 これらのタスクはエンジニアリングによるリソースへのコミットメントと投資を必要とします。多くの場合、企画立案とプロジェクトの開始時期では慎重に検討されませんが、製品の開発からデプロイメント、ライフタイムに至る全ての工程でリソースが必要となるでしょう。

    2つの「ライフサイクルサービス」は、Linux プラットフォームの継続的なセキュリティ監視とオンデマンドスキャン、Linux のコンプライアンス要件を管理するためのライセンス使用状況の確認などの重要な機能を提供します。 お客様のLinuxプラットフォームで使用されているすべてのライセンスをスキャンし、その許容性、コピーレフト、互換性、および推移的依存性に基づいて分類します。 さらに、協働トリアージとアセスメントを提供することで、お客様のチームと連携し共通脆弱性評価システム(CVSS)の閾値、影響の深刻度、攻撃と防御の難度をもとにセキュリティ脆弱性をいち早く特定し、優先度別に分類します。 当社チームは重要かつ優先順位の高いCVEや不具合に対処するための緩和計画を提案し、緊急および重要に分類されるCVEに対する修正を行います。 これらのサービスを導入することで、開発チームを拡張・強化し、アプリケーションサービスの構築という主要なタスクに集中するこができるため、費用対効果の高い方法であることをすぐに実感いただけると思います。 再び自動車に例えると、この2つのサービスは、ほとんどのOEMメーカーが提供しているバンパーからバンパーまでの(延々とつながる)長期メンテナンスサービスであるといえます。

    ウインドリバーが提供する5番目のサービスは「アーキテクチャと実装」です。このサービスは、PoCを経て製品を商用環境にデプロイする支援をします。 システムアーキテクチャ、機能設計と統合、そして長期にわたる管理といった、ソフトウェア開発のライフサイクル全体を見据えた包括的なソリューションサービスです。 これまで、自動車、産業機器、医療機器、航空宇宙業界で新製品をイノベーションするためにオープンソースを利用している大手のLinux顧客がこのサービスを利用して成功を収めてきました。そしていま、私たちはこの実績をYoctoベースのプロジェクトに応用できるようになりました。

    Wind River Linux以外でも、自社開発のLinuxを推移したい企業があることを私たちは理解しています。 例えば、NXP、TI、もしくはAMDのような半導体ベンダーが提供する特定のボード固有のLinuxを利用したい、もしくは、独自のYocto Projectベースディストリビューションを自分たちで構築したいといったニーズです。 どのようにLinuxプラットフォームを構築するかにかかわらず、誰もが克服しなければならない共通の課題があります。 Studio Linux Services は、オープンソースプロジェクトのリスクを低減し、アプリケーションのデプロイメント時間を短縮することで、TCO を削減し、貴重なリソースをイノベーションに集中できるよう支援します

    詳細は下記、Studio Linux Servicesのサイトをご覧ください。
    https://www.windriver.com/japan/services/linux

    Intelligent Systems Blueprint: Medical Technology_Japan

    インテリジェントシステムのブループリント: 医療業界

    Report

    インテリジェントシステム導入の計画をはじめましょう

    ウインドリバーとForbesが共同で作成した「Plotting Your intelligent Systems Journey」をダウンロードできます。

    この調査は、インテリジェントシステムを構築・デプロイしている200以上の企業対象にしたものです。

    >>  レポートをダウンロードする

     

    Medical Intelligent Systems_Japan

    Intelligent systems research

    メディカル業界

    アラン・チューリングが考案した模倣ゲームは、現在のメディカル業界でのインテリジェントシステムに関する考え方の先駆けです。予防保全とイノベーションのためのインテリジェントシステムの応用は、新しい可能性の世界を開きます。

    この業界のインテリジェントシステムの特性に対するインフラストラクチャのニーズは、今日、他のどの業界よりも多くの投資を必要としています。36%弱が今必要とされています。

    Intelligent systems research

    メディカル業界

    アラン・チューリングが考案した模倣ゲームは、現在のメディカル業界でのインテリジェントシステムに関する考え方の先駆けです。予防保全とイノベーションのためのインテリジェントシステムの応用は、新しい可能性の世界を開きます

    この業界のインテリジェントシステムの特性に対するインフラストラクチャのニーズは、今日、他のどの業界よりも多くの投資を必要としています。36%弱が今必要とされています。

    今やるべきこと

    アクセンチュアは、2026年までにAIによって米国の医療費を年間1500億ドル削減できると算出しています。デバイスの自動化やコネクテッドアプリケーションによって、他にどんなことが節約できるかを想像してみてください。患者と医療機関双方の利益のために、共通の開発・運用プラットフォーム上でほぼリアルタイムにデータをコンピューティングできることによる可能性は計り知れません。

    メディカル業界のエグゼクティブリーダーにとって、成功するために必要なことがあります。

    • リアルタイムのコラボレーションワークフロープラットフォームの実現
    • データをフィードバックループすることによる製品開発の知見
    • イベントの検出と修正
    • 主要な成果へのトータルな自動化

    この4つの特徴は一見ばらばらのように見えますが、アプリケーション、機能、システム管理の3つをまとめて、より長期的なパフォーマンスを実現するために必要な要素です。

    150

    これらの初期段階のインテリジェントシステム特性は、インテリジェントシステムの成功に不可欠な特性全体の36%を占めています。 これらの特性が必要な業界において、18%以上を示している業界は他にありません。

    この分野でインテリジェントシステムの構築段階において成功するための、最も重要な特性のひとつが、ファーエッジでの演算能力です。そして、ストレスや故障を予測して解決する機能と、クウドでデバイス体験をカスタマイズする機能が、今後3~5年の間にニーズを跨いで成功するための中核となる3つの特性です。

    True compute

    アラン・チューリングが考案した模倣ゲームは、メディカル業界でインテリジェントシステムをどう考えるかの先駆けです。予防医療やイノベーションにインテリジェントシステムを応用することは、非常にエキサイティングなことです。

    ディカル業界のエグゼクティブリーダーの多くは、インテリジェントシステムの考えにコミットしているか(33%)、試用段階にあるか(48%)のどちらかです。 前者では、賛同して成功した人と賛同しているが成功していない人の差は大きく、20%対11%となっています。

    成功のための2つの重要な特性は、AIとMLの適用と、感覚的なデータとアルゴリズムに基づくアクションを提供する機能であり、今後5年の間に達成する必要があります。これらは、メディカル分野において、より長期的な目標の成功を後押しするものです。

    メディカル業界のリーダーの78%がインテリジェントシステム構築へ取り組んでいる一方で、その3分の1は成功していません。 特性の構築に強く注力することが、パフォーマンスを向上させるために不可欠な第一歩です。学習システムとしての実験などの特性は興味深いものですが、あったらいいな程度としか見なされていないのが現状です。

    インテリジェントシステムを構築するエグゼクティブにとって、本当に重要なことは何なのか?

    インテリジェントシステムには13の主要な特性がありますが、すべての特性が同じプラスの影響を与えるわけではありません。特に65%以上がビジネスの成功のために組込み機器に依存している場合、成功のためにはファーエッジが不可欠であると、あらゆる分野の同業者はいいます。

    下記の図は、各インテリジェントシステム特性がそのシステムに与える影響の大きさを表しています。ブロックが大きいほど、影響が大きいことを意味します。このデータは、勢いと成功によってグループ化された企業、または特定の業界ごとに見ることができます。

    表示方法を選ぶ

    Total Committed and performing Nascent & successful Experimenting & Low Yield Experimenting & delivering Committed & Suboptimal Nascent & Unsure
    Industrial Manufacturing Aerospace and defense Automotive Energy Medical Telecom
    Forbes logo

    Source: Characteristics of an Intelligent Systems Future, Forbes, 2021

    Wind River Studio

    Wind River® Studioは、ミッションクリティカルなインテリジェントエッジシステムの開発、デプロイ、運用、サービスを行うための、初のクラウドネイティブプラットフォームです。

    Wind River Studioの詳細をみる

    メディカル業界におけるインテリジェントシステムの5つの特性

    66%

    のメディカル業界のリーダーが、ROIの可能性が努力の度合いを上回ると理解しています。

    24%

    のメディカル業界のリーダーが、将来の成功のための重要な障害はスキルセットの不足であると回答しています。

    インテリジェントシステム構築の主要な動機は、より多くの意思決定のコンピューティング機能をクラウドからファーエッジに移行できること(他の産業よりも重要)、そしてビジネスの意思決定を自律的に行うことができることです。

    インテリジェントシステムの主な社会的価値は、よりリアルタイムでデータ主導な方法で企業を統治する能力です。メディカル業界は、調査した他の業界と比較して、この能力のインテリジェントシステムの社会的な拡張価値がナンバーワンであると示しています。

    52%

    のメディカル業界のリーダーは、組織の成功のためのインテリジェントシステムの最も重要な特性は、シミュレーションやエミュレーションを使って構築、開発、運用することで生産性を向上させ、市場投入までの時間を短縮できることだと考えています。

    メディカル業界におけるインテリジェントシステム成功の特徴r

    それぞれの特性に応じた投資のタイミングを見極めるには、重要なインフラの構築、主要な基礎的ニーズの提供などのブループリント必要です。

    Image Alt
    Report

    メディカル分野におけるインテリジェントシステム導入の計画をはじめましょう

    ウインドリバーとForbesが共同で作成した「Plotting Your intelligent Systems Journey」をダウンロードできます。

    この調査は、インテリジェントシステムを構築・デプロイしている200以上の企業対象にしたものです。

    >>  レポートをダウンロードする

    レポートからわかること

    • インテリジェントシステム導入の課題と推進要因について、同業他社がどのように考えているか
    • どのような要因がインテリジェントシステムの導入を加速させるか
    • 投資の優先順位付けに役立つ、各インテリジェントシステム特性の相対的重要性
    • 5G、AI、ML、サイバーセキュリティが意思決定においてどのような役割を担っているか
    • ミッションクリティカルなインテリジェントシステムの成功のための重要な構成要素
    • インテリジェントシステムの世界における組込み機器とソリューションの未来
    • デジタルフィードバックループが成功に不可欠な場所
    • 成功のための重要な指標は何か
    • より広い社会的課題への取り組みにおいて、インテリジェントシステムの広範な価値を同業他社がどのように見ているか

    Medical Solutions_Japan_New


     

    医療機器関連企業がウインドリバーを採用

    As Featured in Forbes

    インテリジェントなヘルスケアの未来。未来に必要な3つの重要なアイデア

    人間の身体は複雑で、そのインテリジェンスはまだ十分に活用されていません。情報を測定、共有し、人間の経験を管理する方法を変える医療技術に存在するエクスペリエンスを想像してみてください。

    >>   Forbesの記事を読む
    The Future Of Healthcare Is Intelligent. Three Critical Ideas For The Future.

    インテリジェントシステムの未来の特性: 成功の指標となる12の特性 

    米国では2030年までに、7兆ドル規模の経済をマシンエコノミーが牽引すると予想されています。企業はその過程で、データドリブンなソフトウェア企業になっていくでしょう。こうした動きに事業の命運を賭けている企業のリーダー達は、成功までの道筋や到達点について、すでに考え始めています。

    >>   Forbesの記事を読む
    Characteristics Of An Intelligent Systems Future

    ウインドリバーのアプローチ

    第524B条を含む米国FD&C法の成立以来、世界の医療機器業界は、この新しいサイバーセキュリティ規制に対応するため、開発、デプロイ、運用を急速に見直しています。ウインドリバーは、最新のインテリジェントソフトウェアプラットフォームと実績のあるソフトウェアソリューションのポートフォリオを提供し、医療機器開発企業が厳しいサイバーセキュリティ規制や基準を満たし、イノベーション、業務効率、患者ケアの向上を実現できるよう支援します。

    VDC Badge
    Wind River Studio

    Wind River Studio

    インテリジェントシステムの開発、デプロイ、運用を近代化または変革する医療機器開発チームにとって、Wind River Studioは、複数のオペレーティングシステムやハードウェアアーキテクチャで異なるプロジェクトを同時に実行できるよう、一元管理によって簡単に拡張できるように設計されています。

    » Wind River Studioの詳細をみる
    Wind River Studio Linux

    Wind River Studio Linux Services:セキュリティの解析とレメディエーション

    開発者は、複雑な組込みソフトウェアシステムに対応したセキュリティスキャンにより、リスクの高い脆弱性やライセンス問題を迅速に特定し、優先順位付けを行います。より高品質なコードを構築し、アプリケーションのデプロイまでの時間を短縮します。

    » セキュリティの解析とレメディエーションサービスの詳細をみる
    VxWorks

    VxWorks

    ヘルスモニタリングデバイス、ロボット手術システム、放射線治療システム、血液検査システムなどの医療技術のリアルタイム基盤であるVxWorksは、医療・ヘルスケアアプリのデプロイメント用コンテナ(これを実現した最初で唯一のRTOS)、C++17、Boost、Rust、Pythonなどをサポートしています。IEC 62304などの厳しい業界標準を遵守しながら、調達コストや認証取得コストを削減します。

    » VxWorksの詳細をみる
    Wind River Linux

    Wind River Linux

    Wind River Linuxは、外科手術システム、患者モニタリングデバイス、血液処理システム、在宅医療機器などの医療システムや機器向け商用グレードLinuxです。アクセス制御メカニズムや不正侵入検知・防御ツールなどのシステムレベルのセキュリティ強化機能と、導入済みデバイス向けの長期的なセキュリティアップデート戦略を組み合わて提供します。検証、保守、サポートされたソースコードと、CVE監視を含む包括的なサービスにより、Wind River LinuxはISO 9001の認証を取得しています。

    » Wind River Linuxの詳細をみる
    Wind River Helix Virtualization Platform

    Wind River Helix Virtualization Platform

    Wind River Helix Virtualization Platform(Helix Platform)は、仮想化技術を使用して仮想マシンとソフトウェアコンテナを作成し、マルチOSで重要度が異なるアプリケーションが混在する環境を、単一エッジのコンピューティングソフトウェアプラットフォームに統合します。病院、医療センター、在宅医療を問わず、医療システムと医療機器のアップデートを簡素化し、安全性を確保と、更新を容易することを可能にします。

    » Wind River Helix Virtualization Platformの詳細をみる
    Wind River Simics

    Wind River Simics

    複雑なシステムのデジタルツインを作成してサイバーテスト(ペンテストを含む)を仮想的に実行することができます。システムシミュレーションと自動化技術により、製品のライフサイクルを通じてDevSecOpsプロセスを強化することができます。

    » Wind River Simicsの詳細をみる
    Support for Industry Standards

    業界標準への対応

    ウインドリバーは、IEC 62304などの業界標準をサポートし、医療テクノロジー業界の厳しい要件に、テクノロジーサプライヤーがより容易かつコスト効率よく対応できるよう支援します。

    » 業界標準規格の詳細はこちら

    関連リソース

    日本語リソース